米国防総省による防衛態勢2017年度版(85)

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米国防総省のウェブサイトに公表された、

 

「2017年度防衛態勢:長期展望と将来への投資、アッシュ・カーター国防長官、2016年2月」

 

と題する記事を抜粋・編集、翻訳して連載で紹介しています。

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5.未来への好機をつかむ

  Seizing Opportunities for the Future

 

 

<スマートで必須の技術革新の推進>  

Driving Smart and

Essential Technological Innovation

 

 

サイバーと電子戦への投資  その5

Cyber and Electronic Warfare Investments

 

そのような中で、プラットホームを保護しまた競合する環境下での米国の作戦的行動の自由を確保するため、予算は、高度な電子戦能力の研究、開発、試験、評価と購入を引き続き支援し、2017年度で37億ドルをまた中期計画で205億ドルを投資します。

 

F/A-18、F-15とB-2のような戦闘機と爆撃機の電子戦での生存性と殺傷性を高めるため、攻撃的また防御的な航空能力の両方に投資を行い、それには、空軍の防衛管理システムの近代化とイーグルパッシブアクティブ警戒生存システム、それに、海軍の統合防衛エレクトロニック対応と次世代妨害機が含まれます。

 

敵の電子妨害の効果を減じるため、高度なエレクトロニック防御をもったE-3セントリーAWACSのレーダーを改良しています。

 

戦艦が自らをさらに防御できるようにします。

 

また、地上戦力防の御を助けるため、予算は、陸軍の共通赤外対策・電子戦プラニングと管理ツールさらには海兵隊のイントレピッドタイガーポッドに投資を行います。

 

 

   <原文の出典>

米国防総省のウェブサイト

http://www.defense.gov/News/Publications

2017

DEFENSE POSTURE STATEMENT:

Taking the Long View, Investing for the Future

 

Secretary of Defense Ash Carter • February 2016

  

(続く)