宇宙の安全保障への挑戦(26)

 

米国国防総省のウェブサイトに2019年2月12日付けで発表された「宇宙の安全保障への挑戦 Challenges To Security In Space」を、当ブログで和訳し、順次紹介して行きます。

 ---------------------------

  

    国防情報局 Defense Intelligence Agency

 

 

      題目:宇宙の安全保障への挑戦

    Challenges To Security In Space

 

中国

 

中国は、宇宙プログラムの全部を拡大するために相当の経済上、政治上の資源をつぎ込んできており、それには、軍の宇宙応用の改善から人の宇宙飛行と月探検プログラムまでが該当する。中国の宇宙への旅路は1958年二始まっており、それは、スプートニック1号の打ち上げより9か月が経つ前だった。しかし、ソビエトと米国に追いつくという中国の野望は、1960年代の遅くまで続いた中国内部の政治力学による遅れにすぐに直面した。中国は1970年4月まで最初の人工衛星を打ち上げることはなかった。1980年代の初期になって、中国の宇宙プログラムは目的をもって動き始めた。

 

今では、中国は、あらゆる意味で中国を宇宙大国に育てる目標を持っている。中国は稼働する人工衛星の数では米国に次いで何と二番目であり、その急速に成長する宇宙プログラムは、国の誇りの源泉となり、また、強力で繁栄する中国を作るという習国家主席の「中国の夢」の一部となっている。

 

中国の宇宙プログラムは民間と軍の利益の両方を支援し、科学技術セクター、国際関係そして軍の近代化の取り組みを強化することが含まれている。宇宙システムと宇宙関連技術の研究開発での進歩を通して、中国はこのような目標を急速に達成することを目指している。

 

中国は、公式には宇宙の平和利用を推奨しており、宇宙の非武装化について国連で協定を目指している。しかしながら、中国は、

対宇宙兵器の能力の改善を続けており、合同の軍事作戦にサイバースペース、宇宙と電子戦争を一層統合するために、軍事改革を設定した。

 

続く