米国国防総省による核態勢の見直し(205)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

 ---------------------------

            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

         -------------

 

X. 核不拡散と核軍縮

  Non-proliferation  and Arms Control

 

 

核不拡散と核不拡散条約

 Non-Proliferation and the Nuclear  Non-Proliferation Treaty

 

今日、核の不拡散は厳しい挑戦に直面している。最も重大であるのは、北朝鮮は核戦力全廃条約への直接の違反してまた無数の国連安全保障理事会の決議に直接反し、核への道を追求している。北朝鮮が核兵器を使用するあるいは核技術と核の専門性を売る試みのリスクは、国際的な問題であり、国際社会はこの脅威を防止するよう取り組みを継続しなければならない。

 

北朝鮮を越えて現れてくるのはイランの挑戦である。JCPOAはテヘランの核プログラムを抑制するかも知れないが、イランは決意すれば核兵器に使用でいる兵器グレードのウランを生産する能力を保有している。このことは、イランの現行のミサイル試験と合わさって、重大な懸念となる。このような挑戦に関わらず、国際原子エネルギー機関のような核戦力全廃条約を支援する機関は、違反を特定することを助け、多国間の制裁のために証拠き関わる支援を提供し、また、イランの場合のように、国際的な監視と検証の能力を確立する。恐らく最も重要なことであるが、このような機関と国際的な保護手段を強化することは、核不拡散の検証可能で継続する進展をそして安全保障の環境が許すならば核削減での一層の交渉の可能性を支えるのである。

 

続く