米国国防総省による核態勢の見直し(197)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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IX. 核テロリズムへの対処

  Countering  Nuclear Terrorism

 

核テロは、米国、同盟国とパートナーにとって最も重大な脅威の一つである。 2015年に、幕僚長は、「核物質、化学物質、生化学物質は、他には例を見ない破壊的な脅威をもたらす。このような物質は恐ろしい破壊的な可能性で小さなテログループを力付ける。そのため、出来るだけ米国本土から離れたところで大量破壊兵器と戦うことは、米軍の重要なミッションとなる。」

 

核テロの脅威と戦う米国の戦略は、現在と将来の危険に対して多層防御を構成する広範囲な活動を含む。この多層のアプローチで、米国は、テロリストが核兵器、兵器用の物質、技術、そして専門知識を獲得することを防止するよう、このような資産を獲得し移転し使用テロリストの取り組みに対処するよう、また、核兵器を在りかを定め使用不能にしそして核爆発の結果に対応することによって核による事件に対応するよう、を努力する。

 

続く