米国国防総省による核態勢の見直し(189)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VIII. 核兵器のインフラ

   Nuclear Weapons Infrastructure

 

米国は、核戦力の維持と置き換えを支援するために、十分な研究、設計、開発と生産能力を有さなければならない。 このような必要性を満たすために、米国は、今後の5年間に渡って現在の重大なインフラ資金不足を解決しなければならない。

 

今後発生するかも知れない挑戦に対応する態勢を保つために、米国は、将来のリスクに対してヘッジする柔軟性を必要とする。そのため、国家核安全保障局は、迅速なプロトタイプ試験へのアプローチを探求し、柔軟性と対応性を増やすために弾頭を修正するオプションを開発し、退役した弾頭と部品が将来のヘッジのための備蓄を補完する可能性を調べ、また、本格的な核実験を再開することなく何が利用可能かをよりよく理解するために、過去と現在の弾頭設計を調査する。

 

必要とされる柔軟性のための追加の方策は、本格的な開発を開始する決定から、弾頭を設計し、開発し、その生産を開始するのに要求される時間を削減することである。

 

続く