米国国防総省による核態勢の見直し(166)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

 

非戦略核能力での抑止の向上

Enhancing Deterrence with Non-Strategic Nuclear Capabilities

  

 

それは、海洋の核抑止力の有効性を強化し、また、LRSO 空中発射スタンドオフ巡航ミサイルを補完するが、LRSOは三元戦略核戦力の効果的な空中での戦力を維持するために要求されるため、LRSOを置き換えることはできない。計画されている核戦力置き換えプログラムへのこれらの補充、すなわち、潜水艦発射弾道ミサイルの弾頭と近代的な潜水艦発射巡航ミサイルのことであるが、短期とそれ以降の新たな抑止の要求に対応するようにするため、米国の核能力の柔軟性と多様性を向上させるための慎重なオプションとなっている。

 

それらはあらゆる条約と合意を順守しており、重なり合い、次のようになる。 

 

  • 抑止と保証を適応化する米国の能力を大幅に向上させる広範な特質を提供する
  • 核あるいは非核の戦略的攻撃に対応するための信頼できる米国のオプションの範囲を拡大する
  • 敵の威圧的で制限された核エスカレーションの考え方が何ら役に立つ利点をもたらさないことを知らせることによって、抑止を向上させる

 

続く