米国国防総省による核態勢の見直し(163)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

 

非戦略核能力での抑止の向上

Enhancing Deterrence with Non-Strategic Nuclear Capabilities

 

この短期の施策に加えて、長期では、米国は核搭載の潜水艦発射巡航ミサイルを追求し、コストの効果を確かなものとするように既存の技術を強化する。潜水艦発射巡航ミサイルは、必要な非戦略上の地域での存在感、保証された対応の能力、そして、ロシアの継続する中距離ミサイル廃止条約INF違反への遵守措置を提供するのである。もし、ロシアが軍縮の義務の遵守に復帰し、非戦略核兵器を削減し、また、その他の不安定化の振る舞いを是正するならば、米国は潜水艦発射巡航ミサイルの追及を再考するかもしれない。

 

続く