米国国防総省による核態勢の見直し(159)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

 

非戦略核能力での抑止の向上

Enhancing Deterrence with Non-Strategic Nuclear Capabilities

 

北朝鮮は、米国、同盟国とパートナーを威嚇するために、一連の戦略的なまた非戦略的なシステムを違法に開発している。そのようなシステムは、米国に対する戦略的な核攻撃の脅威と結びついて、危機や紛争において有利な核エスカレーションのオプションを提供すると誤って感じているかもしれない。

 

このようなタイプの挑戦に対応しまた抑止の安定性を維持するために、柔軟性を高めまた米国は適合化された抑止のオプションの範囲を強化する。米国の戦略は、ロシアの一層拡大された兵器類に量的に合わせたりまねたりする非戦略的核能力を要求しない。

 

むしろ、米国は、米国の必要性を満たすために、また、とくに、どのような状況においても敵が限定された核エスカレーションや他の戦略的攻撃を通して有利性を感じることが起こらないようにするために規模と態勢が定められた一連の能力を維持する。

 

続く