米国国防総省による核態勢の見直し(152)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

  

国防総省の置き換えプログラム

The Department of Defense Replacement Program

 

 戦略爆撃機と空中投下兵器
 Strategic Bombers and Air-Delivered Weapons

 

原子力潜水艦と潜水艦発射弾道ミサイルの置き換えプログラムの遅延は、米国の核能力の生存性と柔軟性を低下させ、また、新戦略兵器削減条約で軽減された水準においてさえ、ロシアの戦略的配備に大まかに対応できる米国の能力への挑戦となる。

 

GBSDプログラムの遅延は、米国の大陸間弾道ミサイル戦力の急速な老朽化と相まって、敵が先制攻撃で米国の抑止戦力の多くを威嚇するのに必要な攻撃の規模を劇的に縮小させることになる。

 

B-21爆撃機プログラムあるいは関連する爆撃機兵器の遅れは、敵の防空に侵入する米国の戦略的戦力の能力を低下させ、米国の対応の選択肢を制限し、また、戦略爆撃機がとくに適している見える抑止と保証の信号を送る米国の能力を制限する。 

 

続く