米国国防総省による核態勢の見直し(142)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

  

三元戦略核戦力の三つの柱

The Three Legs of the Strategic Nuclear Triad

  

 非戦略核兵器

 Non-Strategic Nuclear Weapons

 

必要であれば、米国は北東アジアのような地域にも両用航空機と核兵器を配備する能力を有する。

 

まとめると、米国の核能力には、一連の潜在的な敵と緊急事態に対して抑止を適応化させ、同盟国を保証し、抑止が失敗した場合に米国の目的を達成し、そして、将来の複数のリスクと不確実性をヘッジするために必要な多様な属性と柔軟性が含まれる。

 

三元戦略核戦力のどの一つの柱も単独ではこのような属性をもたらさない。1980年代以来寿命延長プログラムに依存したことと米国の核戦力への再投資の数次の遅れのため、米国の伝統的な核兵器システムの退役と計画されている置き換え用システムの展開とのスケジュール上の余裕が全て消滅した。今後は、遅れなく実行を果たしていく。

 

続く