米国国防総省による核態勢の見直し(139)

  

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。 

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            核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

  

三元戦略核戦力の三つの柱

The Three Legs of the Strategic Nuclear Triad

  

空中の抑止力

Air-Based Deterrent Force

 

近年、B-52とB-2A爆撃機は、米国大陸から朝鮮半島へのノンストップの往復飛行を含めて、爆撃機による保証・抑止ミッションを実行した。

 

戦略爆撃機は、異なった状況での抑止に価値のある柔軟性に貢献する多様な属性をもった様々な核兵器を搭載できる。

 

B-2A爆撃機に搭載される自由落下爆弾とB-52H爆撃機に搭載される空中発射巡航ミサイルは、複数の爆発力の選択肢を提供する。

 

さらに、B83-1とB61-11核爆弾は、防御された様々なターゲットを危険にさらすことができる。2020年に登場するB61-12自由落下爆弾への信頼度が十分になるまで少なくともB83-1とB61-11爆弾は在庫を維持される。

 

また、両方の爆撃機は米国のヘッジ戦略において重大な役割を果たす。その大きいペイロード能力は、敵による核兵器突発攻撃シナリオのような地政学的な奇襲の可能性に対応して、とくにスタンドオフの巡航ミサイルのような武器を追加して搭載する能力を提供する。

 

続く