米国国防総省による核態勢の見直し(135)

 

 米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

  

三元戦略核戦力の三つの柱

The Three Legs of the Strategic Nuclear Triad

 

海洋の抑止力
Sea-Based Deterrent Force

 

また、潜水艦発射弾道ミサイルは高速である。超音速のスピードで飛行し、潜水艦発射弾道ミサイルは発射後速くターゲットに到達できる。弾道ミサイル原子力潜水艦は必要ならば、追加の弾頭を装着でき、米国のヘッジする能力に貢献する。最後に、弾道ミサイル原子力潜水艦は高度に可動性である。弾道ミサイル原子力潜水艦は、もし望まれれば外国の港に寄港することによって、米国の核での存在感とコミットメントを明示できる。

 

最初のオハイオ級の弾道ミサイル原子力潜水艦は1981年に就航し、その他の艦は1990年後半を通して就航した。オハイオ級の弾道ミサイル原子力潜水艦は、もともと、30年の使用寿命として設計され、その後、米国の潜水艦の歴史の中で最長の42年に延長された。

 

潜水艦発射弾道ミサイルD5は、1990年に初めて配置され、最後のオハイオ級の原子力潜水艦の寿命の終焉を2024年にまで延長することになっている。オハイオ級はそれ以上は寿命を延長できない。今後の数十年において、敵の対潜水艦への戦闘とミサイル防衛能力の進歩は、現在の原子力潜水艦と弾道ミサイルのシステムの有効性に挑戦をすることになる。

 

続く