米国国防総省による核態勢の見直し(132)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VII. 米国の現在と将来の核能力

   Current and Future  U.S. Nuclear Capabilities

 

米国の核体制実施(エンタプライズ)の人員

U.S. Nuclear Enterprise Personnel

 

 三元戦略核戦力

 The Strategic Nuclear Triad

 

三元戦略核戦力のどれかの要素を廃止すれば、敵の攻撃計画策定を容易なものにし、敵が残りの二つの要素を打破することにリソースと注意を集中するようになる。米国の三元戦略核戦力は十分な多様性と柔軟性を維持するのに要求される主要な核戦力の属性を提供するのである。これには次の属性が含まれる:

  • 生存性。敵のどのような攻撃からも生き残り危機と紛争を通して耐えるために必要となる戦力とNC3の反発力。
  • 前線への配備力。必要とされる政治的あるいは軍事的な効果を求めて、米国の核能力を同盟国やパートナーの領土に一時的にあるいは永久的に配置換えするのに要する動員性と航続距離。
  • 多様で段階的な選択肢。一連の敵と緊急事態に対して、戦略の最も効果的な適応化を支えるのに必要な連続的な爆発力の選択肢、武器のタイプ、配備の選択肢を備えた戦力の存在。

 

続く