米国国防総省による核態勢の見直し(124)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

多様な不確定性へのヘッジ

Hedge against Diverse Uncertainties

 

将来の挑戦によって起こり得る結末の軽減 

Mitigating the Potential Consequences of Future Challenges

 

リスク低減へのこの戦略は、作戦上あるいは技術上の問題や敵の技術革新が米国の核戦力の有効性を弱める可能性に対してヘッジすることに役立つ。また、武器競争を通して敵が得る有用な利点を米国は否定できることを敵に伝達することによって核兵器競争を排除することに役立つ。

 

柔軟性は、将来の挑戦に効果的に適応し対応する選択肢を提供することによって、敵を抑止しまた同盟国に保証を与えるための米国の戦略を支える。柔軟性が現在のそして将来の核戦力構造の中に作りこまれ維持されるようにすることによって、米国は将来のリスクを軽減する。このことは、配送システム、プラットフォーム、弾頭、指揮統制そして早期警戒攻撃評価に適用される。

 

続く