米国国防総省による核態勢の見直し(120)

  

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

多様な不確定性へのヘッジ

Hedge against Diverse Uncertainties

 

 挑戦の出現の防止

 Preventing the Emergence of Challenges

 

在的な挑戦の早期の発見と解決

 

最後に、米国は、技術上の不意打ちの可能性を低減するために、化学と技術の最前線に留まる。

 

外交によるリスク低減 

 

危機や紛争の中で誤算の可能性を低減する相互の制約を通して将来の安全保障への挑戦の可能性を減らす外交的な協定の機会を米国は求める。

 

この目的のための条約と協定は、検証が可能でまたその遵守が期待でき必要に応じて強制できる場合に、米国の安全保障に有用になる。

 

利点を求める敵を思い止まらせること

 

米国は、安全保障環境の変化に効果的に対応するように準備が出来ておりまた、対応する力があると見られることによって、地政学的な挑戦の可能性を低減する。

 

もし米国がこのような挑戦のいづれにも対応する能力と意志を明確に示すならば、敵が軍備競争を通して戦略的な利点を求める可能性はより少なくなる。

 

それゆえ、地政学的な挑戦に対応する準備において、米国は、敵がまず米国に挑戦することを選ぶ可能性を低減するようになる手段を優先化する。

 

続く