米国国防総省による核態勢の見直し(108)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

拡大抑止と適応化した保証

Extended Deterrence and Tailored Assurance

 

米国の拡大抑止へのコミットメントを支えるため、米国は、効果的に抑止しまた必要であれば潜在的な核と非核の様々なシナリオに対して効果的にそして断固として応答する能力を維持する。極めて重要なことであるが、抑止と保証のために、米国は、安全保障環境による要求に応じて、核戦力構造を調整する能力を保有する。核の脅威や核使用を通して地域での目標を達成できるという敵の確信を否定するために、米国は、現在と将来において必要なインフラ、能力と政治的状況を開発する。

 

また、保証は、安全保障環境についての共有された見解から生まれてくる。それには、共有された利益、抑止能力と要求される能力、役割・責任・期待、異なった紛争シナリオへの適当な共同対応が含まれる。

 

その結果、政策、戦略と能力についての情報交換と協議は、保証に不可欠であり、そして維持されるのである。

 

続く