米国国防総省による核態勢の見直し(107)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

拡大抑止と適応化した保証

Extended Deterrence and Tailored Assurance

 

抑止と同様に、保証に対して、「全ての要求に合う単一の」戦略は存在しない。保証の方策は、高度にダイナミックな脅威環境の変化する要求に継続的に適合しなければならない。米国の保証戦略は、ヨーロッパ大西洋地域とアジア太平洋地域の異なる要求に適応化し、異なった安全保障環境、仮想敵の能力と異なる同盟構造に対応する。

 

効果的な抑止は効果的な保証の基盤となる。米国の核の傘にある同盟国それに仮想敵は、米国の拡大抑止へのコミットメントあるいは拡大抑止を果す米国の能力と意志を疑うべきではない。

 

続く