米国国防総省による核態勢の見直し(106)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

拡大抑止と適応化した保証

Extended Deterrence and Tailored Assurance

 

米国は、何十年もの間、同盟国とパートナーを効果的に保証してきた。米国は、同盟国とパートナーが安全保障環境の悪い傾向を懸念する中で、同盟国とパートナーの安全保障への決意を確認している。このような懸念は、ロシアの核と非核の脅威と近隣国への軍事力の行使への同盟国のもっともな恐怖が存在するヨーロッパと、中国の軍事的隆起と北朝鮮の核と非核の極端な脅威への同盟国のもっともな恐怖が存在するアジアの両地域において明白である。

 

同盟国とパートナーの保証を継続する米国の能力は、一連の多様な仮想の敵とその脅威によって挑戦されている。米国は、脅威の環境と米国の安全保障へのコミットメントについて異なった見解をもつ30以上の国々に抑止を拡大している。

 

続く