米国国防総省による核態勢の見直し(104)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

イランに適応化された戦略

A Tailored Strategy for Iran

 

イランは、中近東地域で支配的な大国となるというイランの目標への主要な脅威として米国の影響をみている。イランは、近隣国への影響を拡大しまた米国の影響に対抗することを決意している。この目標は直接に米国、同盟国とパートナーに脅威を与え、そして、イランの防衛政策、戦略と武力構造は利用できる軍事優位性をつくりあげる企てを示している。

 

イランは中東で最大のミサイル計画に投資を継続しており、将来、包括的共同作業計画の満了に続いて核兵器を獲得すると、核拡散防止条約とその核不拡散の義務に違反し核兵器で威嚇したり、核兵器を配備する可能性がある。

 

また、イランは、攻撃のために巡行ミサイルシステムとサイバー戦争能力を含めて、他の比較の軍事能力を開発している。

 

また、イランは、化学兵器と生物兵器に投資を継続している。包括的共同作業計画によるイランの核プログラムへの主要な制約の多くは、2031年までに期限切れとなり、核兵器のための兵器グレードの核物質を生産するのにイランが要する時間が短縮される。

 

続く