米国国防総省による核態勢の見直し(103)

 

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

北朝鮮に適応化された戦略

A Tailored Strategy for North Korea

 

北朝鮮は、金正恩政権とその主要な軍事・指揮・統制能力を確実に守るために、深い地下の施設に依存している。北朝鮮は、軍事力を守るために、地下の施設を使い自然地形を利用している。そのため、米国は、このような攻撃対象をリスクにさらすことができる一連の通常兵器と核の能力を引き続き配備する。

 

金正恩政権に耐えることのできない代償を課す能力を確保することに加えて、米国と同盟国は、北朝鮮のミサイル能力を迎撃したり打破し、それによって北朝鮮が有効なミサイル攻撃を制限あるいは排除する防衛と攻撃の能力を有している。

 

日本と韓国は、このような能力への支援をずっと表明してきた。北朝鮮のミサイル戦力は拡大しておりまた可動性を増してきているが、米国と同盟国のミサイル防衛は北朝鮮のミサイル脅威に対して対応性を増している。米国は、早期警戒システムと攻撃能力を有しており、北朝鮮がミサイルを発射する前に北朝鮮のミサイル能力を劣化することが出来る。

 

米国は、中国とロシアとの武器競争を排除する措置をとりながら、北朝鮮のミサイル脅威が継続して増大するならば北朝鮮のミサイル脅威に先回りするのに必要な防衛能力を継続して改善する。

 

続く