米国国防総省による核態勢の見直し(101)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

 ---------------------------

 

           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

        -------------

 

VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

北朝鮮に適応化された戦略

A Tailored Strategy for North Korea

 

北朝鮮は、米国と同盟国の安全保障に明確で重大な脅威を与えている。北朝鮮は、ミサイルが米国、韓国と日本の都市に核攻撃を行うためのものであると公言している。北朝鮮の国家省庁は、無数の次のような残忍な核による威嚇を行った。「日本は北朝鮮の近くで存在する必要は最早ない」、「日本は北朝鮮の原爆によって海に沈むべきだ」、「米国本土を灰と暗黒に帰する」。

 

完全で検証可能な不可逆の核のない朝鮮半島は米国の長期の目標である。しかし、北朝鮮は、北朝鮮国民の生活よりも核能力への投資の継続を優先し、また、相当な通常兵器能力、サイバー能力と化学兵器と生物兵器の能力を保有している。その拡大する核とミサイルのプログラムは、通常作戦の支援の中で核先制使用の可能性を示唆している。

 

続く