米国国防総省による核態勢の見直し(96)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

 ---------------------------

 

           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

        -------------

 

VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

ロシアへの適応化された戦略

A Tailored Strategy for Russia

 

このようなロシアの誤った認識を矯正することは、ヨーロッパにおける抑止と戦略的安定性を維持する上で重要である。従って、NATO2016サミットにおいて、同盟国は、「加盟国の一国の安全保障が脅威にさらされる場合のNATOの決意を疑うべきでない」ということを強調した。安全と安全保障への脅威がどこで起ころうとも脅威を抑止し脅威から防御するのに必要な全ての能力を、NATOは維持する。侵略の利点についてのロシアの誤った認識を矯正しそしてロシアの米国のNC3への攻撃を含めて核あるいは非核の戦略的な攻撃を抑止するため、米国大統領は、多様な核配備システムと爆発力の規模を含めて、限定されたまた段階的な選択肢を持つことが必要である。

 

続く