米国国防総省による核態勢の見直し(95)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

ロシアへの適応化された戦略

A Tailored Strategy for Russia

 

そのため、ロシアに適応化された米国の抑止は、ロシアの指導層が最も重大と考えることを、あらゆる状況下でリスクに陥れることが可能である。それは、米国、同盟国とパートナーへのロシアの侵略戦略に対して乗り越えられない難局をもたらし、また、ロシアの指導層が侵略を選択する場合には、ロシアの指導層に受け入れがたい大きな代償が確かに課されるということをロシアが考えるようにすることである。

 

この戦略は、ロシアが、非核の侵略や限定された核のエスカレーションから恩恵を期待するような非核の能力や核エスカレーションの選択肢の利点が、全くないことを理解するようにするのである。

 

続く