米国国防総省による核態勢の見直し(93)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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VI. 現在の脅威に対抗する米国の戦略

  U.S. Strategies to Counter Contemporary Threats 

 

ロシアへの適応化された戦略

A Tailored Strategy for Russia

 

モスクワは限定された核の先制使用で威嚇しその演習を行うが、そのことは、威圧的な核の威嚇や限定された核の先制使用が米国とNATOを委縮させその結果ロシアに有利な条件で紛争を終結できるという間違った期待を暗示している。米国では幾人かが、このことを、「縮小するための拡大」として言及している。この「縮小」ということは、モスクワに有利な条件で西側が屈服するという間違った仮定から来ている。

 

続く