米国国防総省による核態勢の見直し(84)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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IV. 永続的な国家目標と米国安全保障戦略での核兵器の役割

  Enduring National Objectives  and the Roles of

  Nuclear Weapons  in U.S. National Security

  Strategy

 

抑止失敗の場合にも米国の目標を達成すること

Achieve U.S. Objectives Should Deterrence Fail

 

抑止に信頼性をもたらすためには、米国は、抑止が失敗した場合に、米国と同盟国とパートナーの利益を防御しながら米国の目標を達成する方法で効果的に対応するように準備がなされていなければならない。この目的に対しては、非核の能力は米国の核能力を補完することはできるが置き換えることはできない。

 

1945年以来、全ての米国大統領は極端な状況においてのみそして防御の目的に対して核兵器の使用を考慮してきた。抑止が失敗した場合には、核攻撃作戦の開始と実施は武力紛争法と統一軍事裁判法に従って行われる。

 

米国は、米国と同盟国とパートナーに対して可能な限り最低レベルの損害で紛争を終結し抑止を回復し、また、目的の達成が可能な限り民間の損害を最小化する努力を払う。

 

続く