米国国防総省による核態勢の見直し(80)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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IV. 永続的な国家目標と米国安全保障戦略での核兵器の役割

  Enduring National Objectives  and the Roles of

  Nuclear Weapons  in U.S. National Security

  Strategy

 

核攻撃と非核攻撃の抑止

Deterrence of Nuclear and Non-Nuclear Attack

 

「米国は、米国、同盟国とパートナーの重大な利益を防御するために、極端な状況において核兵器の使用を考慮するのみである。極端な状況には重大な非核戦略攻撃が含まれる。重大な非核戦略攻撃には、米国、同盟国とパートナーの民間人地域や民間のインフラへの攻撃、そして、米国や同盟国の核戦略、指揮統制や警告と攻撃評価能力への攻撃が含まれ、しかし、それらに限られることはない。米国は、核拡散防止条約の一員であり非拡散に義務を果たしている非核兵器国家に対しては核兵器を使用せずまた使用することを威嚇しない。重大な非核戦略攻撃の可能性を考慮して、米国は、非核戦略攻撃技術の展開と拡散そしてそのような脅威に対抗する米国の能力によって保証されているかも知れない保証に調整を加える権利を保有する。」

 

続く