米国国防総省による核態勢の見直し(78)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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IV. 永続的な国家目標と米国安全保障戦略での核兵器の役割

  Enduring National Objectives  and the Roles of

  Nuclear Weapons  in U.S. National Security

  Strategy

 

核攻撃と非核攻撃の抑止

Deterrence of Nuclear and Non-Nuclear Attack

 

米国の抑止が新たに現れる脅威と状況全てに効果を発揮するためには、核武装した潜在的な敵が、核エスカレーションの脅威を武器にして非核の侵略を自由に実行することはできないことを、認識しなければならない。潜在的な敵は次の事柄を理解しなければならない。

  1. 米国は、新しい形態の侵略を含めて侵略者を特定でき責任を取らすことが出来る
  2. 米国は、非核の戦略的攻撃を打破する
  3. どのような核エスカレーションも目標を達成することはなく、代わりに、耐えられない結果を実施国にもたらす
米国、同盟国とパートナーへの核を用いたあるいは核を用いない侵略は、その目標を達成することはなく、敵にとって耐えられない結果を招く確かなリスクをはらんでいる。
続く