米国国防総省による核態勢の見直し(46)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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 Ⅰ.米国の核政策と戦略の紹介

   Introduction TO U.S. NUCLEAR POLICY AND

   STRATEGY

 

そのようなことにもかかわらず、世界の脅威の状況は前回の2010年核態勢見直しNPR以来著しく悪化した。今では、前例のない範囲の混合した脅威が、主要な従来からの脅威、化学的脅威、生物学的脅威、核の脅威、宇宙の脅威とサイバーでの脅威、そして、国からではない暴力的な行為者を含めて存在する。

 

国際的な関係は変動する特性を持つ。ロシアと中国は、米国が同盟国、パートナーと国際社会の構成員と共に作り上げ維持するために取り組んできた国際的な規範と秩序に対抗している。いくつかの地域では、継続するかあるいは悪化すると思われる絶えない混乱が顕著である。このような展開は、不確定性とリスクを増加させ、脅威を抑止し同盟国とパートナーを保証する目的を改めて厳しくすることが要求される。

 

続く