米国国防総省による核態勢の見直し(43)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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                       エグゼクティブサマリー

                      EXECUTIVE SUMMARY

  

核拡散防止と軍縮

Non-proliferation and Arms Control

 

この点では、ロシアは一連の軍縮協定と約束に違反を続けている。核軍縮で言えば、ロシアの最も重大な違反には、中距離核戦力全廃条約によって禁止されているシステムが含まれる。広義には、ロシアは、無数の合意による義務と約束を否定するかあるいは回避し、また、次の軍縮ラウンドの新戦略兵器軍縮条約(START)に従う米国の努力並びに非戦略核戦力削減を追求する米国の努力を否定している。

 

それにもかかわらず、新STARTは2021年2月まで有効であり、また、相互の合意によって、2026年まで5年間まで延長が可能である。米国は、2018年2月5日に有効となる条約の中心的な制限をすでに満たしており、条約を引き続き実践する。

 

米国は慎重な軍縮のアジェンダを意欲的に実行していく。米国は当事者を遵守、予見性と透明性に復帰させる軍縮の機会に配慮する用意があり、また、条件が許せはまた成果が米国、同盟国とパートナーの安全保障を改善する可能性があるのであれば、将来の軍縮交渉に加わる態勢にある。

 

続く