米国国防総省による核態勢の見直し(38)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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                       エグゼクティブサマリー

                      EXECUTIVE SUMMARY

 

            序

                         INTRODUCTION

 

核テロリズムへの対処

Countering Nuclear Terrorism

 

核テロリズムと戦う米国の戦略は、現在と新たに出現する危険に対する多層防御からなる広範囲な活動を含む。この多層構造のアプローチにおいて、米国は、テロリストが核兵器、核兵器使用物質、技術と専門知識を得ることを防止すること、それらを獲得し移動し利用するテロリストの取り組みに対処すること、そして、核兵器の所在を明らかにし使用不可能としまた核爆発の結果を管理することによって核の事案に対応することに取り組む。

 

核の抑止を効果的にするために、米国は、テロリストが核兵器を獲得し使用することを支援しまた可能にするどのような国家、テロリスト集団、その他の集団に完全に責任を負わせる。核テロリズムに対処する米国の核兵器の役割は限られてはいるが、敵は、米国と同盟国とパートナーへのテロリストによる核攻撃は米国が究極の形態の報復を考慮する「極端な状況」となることを理解しなければならない。

 

続く