米国国防総省による核態勢の見直し(24)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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                       エグゼクティブサマリー

                      EXECUTIVE SUMMARY

 

            序

                         INTRODUCTION

  

三元戦略核戦力

The Triad: Present and Future

 

1982年以来、B-52H爆撃機は空中発射巡航ミサイルALCMが装備された。ALCMで武装され、B-52H爆撃機は敵の防空の外側で効果を発揮できる。しかしながら、ALCMは今ではその設計寿命を25年以上越えており、また、敵の継続して改善される防空システムに直面しなければならない。長距離スタンドオフLRSO巡行ミサイルの置き換えプログラムは、先進の統合防空システムを貫通できるスタンドオフ兵器を運ぶ爆撃機戦力の能力を将来に渡って維持し、三元戦略核戦力の一つである爆撃機の長期的な有効性を支えるのである。

 

現行の非戦略核戦力は、例外なく、F-15Eと同盟国の両用航空機(DCA)によって運ばれる比較的少数のB61自由落下爆弾からなっている。米国は、現行の老朽化するDCAの置き換えとして、前線に配備できる欠く可能なF-35に核能力の搭載を進めている。それは、B61爆弾に対する進行中の寿命延長プログラムと組み合わさって、地域の抑止力の安定の継続と同盟国の保障への貢献の鍵となる。

 

続く