米国国防総省による核態勢の見直し(22)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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                       エグゼクティブサマリー

                      EXECUTIVE SUMMARY

 

            序

                         INTRODUCTION

  

三元戦略核戦力

The Triad: Present and Future

 

三元戦略核戦力の相乗作用と重複する内容のお陰で、攻撃への抑止能力の永続的な生存性そして危機や紛争を通して敵の一連の攻撃対象にリスクを与える米国の能力を確かなものにすることが出来る。三元戦略核戦力のいずれかの戦力を排除すると、敵による攻撃の計画を大変に容易なものにし、また、敵が残りの二つの三元戦力を打破することにリソースと注目を集中することを許すことになる。そのため、米国は、計画されている置き換えプログラムが配備されるまで、現行の三元システムを維持する。

 

米国は14隻のオハイオ級の弾道ミサイル原子力潜水艦SSBNが稼働しており、コロンビア級のSSBNによって置き換えられるまで、オハイオ級SSBNが稼働するように必要な措置をとる。コロンビア級のプログラムによって、現在のオハイオ潜水艦隊を置き換えるために最低で12隻のSSBNが配置され、また、何十年間要求される抑止能力が提供される。

 

続く