米国国防総省による核態勢の見直し(15)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

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           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

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                       エグゼクティブサマリー

                      EXECUTIVE SUMMARY

 

            序

                         INTRODUCTION

  

核攻撃と核を用いない攻撃の抑止
Deterrence of Nuclear and Non-Nuclear Attack

 

潜在的な敵は、新たに押し寄せる脅威と状況の全体で、

  1.  米国はそれらのことを特定でき、新しい形の侵略を含めて、侵略行為に対して責任を求めることができる
  2. 米国は、核を用いない戦略的な攻撃を打破する
  3. 核への拡大はいずれも、目標を達成できることはなく、また、逆に、受け入れがたい結果を招くのである

抑止は一つのことで実現できるものではない。そのため、米国は、敵、脅威と状況の全体に対して、効果的に抑止するために、適応した柔軟なアプローチを適用する。適応された抑止の戦略は、潜在的な敵に対して、リスクと代償の計算によると侵略は受け入れがたいリスクと代償を持ち込むことを知らしめるのである。米国の核能力と核の司令・統制・通信(NC3)は、一連の潜在的な敵と脅威に渡って抑止戦略を適応でき、また、時と共に調整できるように一層柔軟でなければならない。

 

続く