米国国防総省による核態勢の見直し(7)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

 ---------------------------

 

           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

        -------------

 

           国防長官の序

         Secretary’s Preface

 

米国の核能力が効果的であるように保つことに厳格に当たるが、米国はかねてからの軍縮、拡散防止、核安全保障の目標から離れているのではない。核拡散防止条約の目標への米国の決意は強いままである。しかしながら、現在の環境では短期での核兵器削減へのさらなる進展は極めて挑戦的であることを認めなければならない。米国の核抑止力を強力に保つことは、他の核保有国が有意義な軍縮イニシアティブに携わるように説得することに最善の機会を与えてくれる。

 

この見直しは、ある揺るがない事実に立脚している。それは、核兵器は、核攻撃を抑止することに、また、近い未来において核武装国の間で大規模な通常兵器による戦争を防止することに、引き続き重大な役割を果たすという事実である。

 

また、米国の核兵器は、通常兵器での脅威と核の脅威に対して同盟国を守るだけでなく、同盟国が核兵器を開発する必要性から逃れられるようにするのである。このことは国際的な安全保障を促進することになる。

 

続く