米国国防総省による核態勢の見直し(6)

 

米国国防総省のウェブサイトに2018年2月に掲載された「核態勢見直し(NPR)」を当ブログで和訳したものを、順次紹介しています。

 

 ---------------------------

 

           核態勢見直し

       NUCLEAR POSTURE REVIEW

 

          2018年2月  

 

            国防長官府
     OFFICE OF THE SECRETARY OF DEFENSE

 

        -------------

 

           国防長官の序

         Secretary’s Preface

 

また、研究所と工場の核兵器の総合施設を再利用することは、長い間期日通りに実施されずに来ている。必要とされる限り、このような核兵器を設計、生産、評価そして維持する能力を確かなものにすることは重大なことである。毎年度の資金不足のため、国家核安全保障局が、2030年代からそれ以降に向けて核抑止を支えるため、必要な速度で核兵器を配備できるようにするため、継続する大きな投資がこれからの10年間に要求される。

 

効果的な核抑止を維持することは、抑止できなかった戦争を戦うよりも費用が掛からないのである。今日の核抑止を維持する費用は年次防衛予算の約3%である。10年以上に渡って、さらに3~4%の資金が老朽化しているシステムを置き換えるために必要になる。このことは、国防総省の最重要項目となっている。この資金供給継続の決定は有難いことであり、この重要な使命に対してアメリカ国民と米国議会の継続する支援に感謝をしている。

 

続く