トランプ政権の安全保障戦略発表(139)

米国のホワイトハウスから2017年12月18日付けで発表された「米国の安全保障戦略」に関し当ブログで和訳したものを連載しています。

 

<原文の出所>

ホワイトハウスのウェブサイト

https://www.whitehouse.gov/articles/

 

<当ブログによる和訳>

 

      地域の情勢に合わせた戦略

   The Strategy in a Regional Context

   

軍事と安全保障:

MILITARY AND SECURITY:

 

西半球

Western Hemisphere

 

西半球において、安定を保ち友好的で繁栄する諸国は、米国の安全保障を高め、また、米国経済に恩恵をもたらす。共通の価値と経済的な利益によって結ばれた民主主義国家は、共通の安全保障を脅かす暴力、麻薬の密輸、不法移民を低減し、また、敵が米国に近接の地域から活動する機会を制限する。

 

この半世紀の間、西半球のいくつかの国は何万人という人々を殺害した独裁政治と反乱によって荒廃した。今日、この地域は、民主主義と法の支配を基礎にすえ、繁栄と平和の最前線にある。この地域での米国の貿易は盛んであり、米国製品とサービスの市場での機会、エネルギーとインフラのプロジェクトそして外国直接投資は拡大を継続している。

 

しかし、挑戦は続く。ギャングとカルテルを含めた国をまたぐ犯罪組織は、暴力と汚職を存続させ、また、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルを含む中央アメリカ諸国の安定性を脅かす。ベネズエラとキューバでは、政府は、国民を失望させ続けている時代錯誤の左翼の独裁政治モデルにしがみついている。競合国は西半球に活動の場を見出している。

 

続く