米国国防省が見た中国の軍事進展の今後(108)

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米国国防省(U.S. Department of Defense)が2015年5月8日に公開した米国議会への年次報告書(ANNUAL REPORT

TO CONGRESS)「中国に係る軍事と安全保障の進展2015(Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2015)」(全98ページ)から、選択、翻訳・抜粋・編集して、米国国防省が見た中国の軍事進展の今後20年を連載で紹介しています。

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 第3章 戦力近代化の目標と動向  その29

            Force Modernization Goals and Trends  

 

人民解放軍の開発能力   

PLA CAPABILITIES IN DEVELOPMENT 

 

戦力投影を可能にするシステムと能力  (3)

Systems and Capabilities Enabling Power Projection.

 

人民解放軍空軍は、攻撃、空・ミサイル防御、戦略的機動性、早期警告と偵察ミッションなどの攻撃的また防御的な沖合いの作戦を実施する能力を引き続き改善している。中国はステルス航空機技術の開発を継続している。人民解放軍空軍の部隊は、精密にガイドされる弾薬によるスタンドオフ型の攻撃航空能力のプラットフォームである6基の対地巡航ミサイルを装備する能力を持つH-6K爆撃機をすでに使用している。3機のIL-78MIDAS空中給油機(aerial refueling tanker)は東シナ海と南シナ海上を飛行する戦闘機の飛行距離を拡大する能力を増強する。

 

戦略的空輸の不足に対処する取り組みの中で、中国はまたY-20として同定される新型の重空輸航空機を試験している。この航空機は2013年1月に試験飛行を開始した。Y-20は、中国発の国産の重空輸ジェット輸送機であることに加えて、空中警告・制御システム(AWACS)や空中給油機などの追加のミッションを獲得できるであろう。

  

   <参考資料>

米国国防省のホームページ。

 

「ANNUAL REPORT TO CONGRESS

 Military and Security Developments Involving the      People’s Republic of China 2015」

 

http://www.defense.gov/

 

http://search.defense.gov/search?affiliate=dod-search&query=Military%20and%20Security%20Developments

   

(続く)